当院の虫歯治療について
原宿こども歯科の虫歯治療「5つのポイント」
- 楽しい
泣かない虫歯治療を - 安心の保険治療
- こどもと仲良く怖くない歯医者さん
- 土曜・日曜も
診療中 - 楽しい時間
心地よい時間
を目指して
怖くないからまた来たいと感じてもらえるように

「歯医者さんに遊びに行こう」をコンセプトに、こどもたちが歯医者に行くのが楽しみになる、歯医者さんでリラックスできる。そんな場所になれるよう、スタッフ一同、虫歯の治療に当たっています。
そのためにまず、自然にこどもとお話しをして、なるべくたくさんこどもと接する時間を持ち、仲良くなる事を一番に考えています。なぜならそれが「怖くない・泣かない・楽しい治療」に繋がるからです。このような理由から、時には治療せずにご帰宅なさるケースもあるほどです。
歯医者さんという場所は、治療によっては長く通っていただく必要がある場所です。こどもにとって、病院はどこも「怖い場所」という意識を変え、ここは楽しいところだと感じてもらう。
「また来たい!」そう言ってもらえるよう、あらゆる努力を行っております。
お子さまの気持ちに寄り添います
どんなに精度の高い治療でもお子さまの心構えができてなかったら、効果はありません。
そのため、心構えのための治療の練習をして、次回の治療を見送る場合もあります。
歯科医院側が「絶対に今日やる」と決めて動くのではなく、お子さまの気持ちを寄り添った対応を心がけています。
できるだけ削らない虫歯治療
実際の処置内容としましては、できるだけ削らない、予防に力を入れた処置内容となります。
さらに、虫歯菌、歯周菌の住みにくいお口の環境を作り続ける事も大切にしています。そのためには、歯並びを整えることも大事な要素となりますので、当医院では、赤ちゃんの時から噛み合わせを診ていくことに力を入れております。
虫歯にならなければ嫌な治療をする必要がないのです。
これからは、虫歯にならないことに力を入れてみせんか?
プレイルームでまず歯医者さんに慣れてみましょう

まずはプレイルームで一緒に遊び、お母さまとお話しします。
お母さまが話をきくと、こどもも聞くようになってくれるため、こどもとの距離を縮めることができます。
他にも、歯医者さんの道具にふれてもらい、痛くないことを確認してもらう。一緒に遊んで心を開いてもらう。など、様々な形で距離を縮めてから治療に移ります。
※怖いというイメージが無意識で起こってしまう白衣を私たちはあえて着ていません。
永久歯に生え変わっても虫歯予防を

乳歯は虫歯になりやすい特徴が多数ありますが、永久歯に生え変わったら虫歯の心配をしなくて良いというわけではありません。
お子さまのお口の健康を守っていくには、永久歯に生え変わってからも、歯科医院と一緒に虫歯予防の処置や検診を続けていくことが重要です。
生えたての永久歯は虫歯になりやすい

生え変わったばかりの永久歯は、大人の歯に比べると虫歯リスクが高い状態にあります。生えたばかりの永久歯は歯の表面にあるエナメル質が薄いので、虫歯菌が出す酸に弱いのです。
また、6歳臼歯と呼ばれる奥歯は特に注意が必要です。そのため、フッ素塗布で歯質を強化すること歯を守るなど、歯科医院の予防処置を利用してお子さまの歯を守っていきましょう。
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汚れが付きやすい
生えたばかりの6歳臼歯は対合面の溝が深く、形状が複雑です。そのため歯垢が溜まりやすく、虫歯リスクが高いことが知られています。
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自然清掃が弱まる
歯が生え変わる時期には噛み合わせが合っていないことが多く、咀嚼時の自然清掃効果が弱い状態にあります。
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磨き残しが多くなる
6歳臼歯は奥にあることから歯磨きがしにくいので、注意しないと歯垢や歯石が溜まって虫歯のリスクが上昇します。
永久歯の虫歯を放置すると・・・?

永久歯への生え変わりが進む時期には、お子さまご自身が歯磨きをすることが多くなります。この時期にもしっかり磨けていて、虫歯を予防できていれば良いですが、歯磨きが雑になったり、親御さまの目が届かなくなったりして、永久歯の虫歯が放置されることがあります。軽度なうちなら簡易な治療で済みますが、重症化すると神経の除去や抜歯が必要になることも少なくありません。
そのため歯が無い状態を放置すると歯並びが乱れていくので、人工歯などで補う治療が必要となります。
永久歯の虫歯を防ぐには?
プラークコントロール

虫歯の直接的な原因は、お口の中に発生する歯垢(プラーク)です。歯垢は細菌の塊で、歯に付着して酸を出し、歯を徐々に溶かしていきます。そのため、歯科医院のプロケアで定期的に歯垢を一掃し、そのきれいな状態を保つために毎日のセルフケアで歯垢を増やさないようにするサイクルを保つことが重要です。
歯間の歯垢は歯ブラシだけでは取れませんから、歯間ブラシやデンタルフロスを取り入れましょう。また、毎日丁寧に磨いていれば、歯の異変にも気づきやすいので、虫歯の早期発見にも役立ちます。
シーラント

シーラントは虫歯予防処置の一種です。歯の対合面の歯垢が溜まりやすい溝を、専用の樹脂であらかじめふさぐことを目的としています。
特に6歳臼歯(6歳頃に生えてくる奥歯の永久歯)は溝が深いので、歯垢が溜まって虫歯になりやすい特徴があります。また、生えたばかりの歯は歯質が弱いですし、奥にあることで視認しにくく歯ブラシも届きにくいですから、より一層虫歯リスクが高いのです。そのため、フッ素塗布だけでなく、定期的にシーラントを併用することでお子さまの歯が虫歯のダメージを受けることを防ぎやすくなります。
フッ素塗布

生えたての永久歯は、歯面がなめらかではないので歯垢などの汚れがつきやすい特徴があります。また、歯質が弱いことから虫歯菌が出す酸のダメージを受けやすい状態でもあります。
そのため当院では、歯質を強化するフッ素塗布を推奨しています。市販のフッ素配合歯磨き剤も有効ですが、より高い予防効果を持つ歯科医院のフッ素塗布を利用して、お子さまの歯を虫歯から守りましょう。
乳歯の虫歯があると永久歯も虫歯になりやすくなる?

乳歯が虫歯になっていると、その下にある永久歯も虫歯になりやすいですから、乳歯の虫歯も油断できません。特に虫歯リスクが高いのは、1歳7ヶ月から2歳7ヶ月ころの「感染の窓」と呼ばれる時期です。この時期を中心に、予防や治療を進めましょう。
虫歯治療の流れ
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Flow01
診査・診断
普段飲まれているお薬などがある方は、お薬手帳などをお持ちいただくと治療がスムーズになります。
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Flow02
カウンセリング
気になる箇所を全部お伺いします。
また親御さまが気になる点もご遠慮なく歯科医師までご質問をいただけたらと思います。 -
Flow03
口腔内写真を撮影
初診時のお口の中の状態を記録します。
治療前後での変化が分かるように、定期的に撮影します。 -
Flow04
スケーリングによる清掃
プラークがついていると診断しにくいのでお掃除します。
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Flow05
レントゲン撮影
目で見てわからない部分の虫歯の有無や進行具合などをレントゲンによって確認します。
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Flow06
レーザーによる虫歯の判定
さらに分かりにくい虫歯のチェックを専用のレーザー機器で行います。
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Flow07
必要な場合治療を開始
虫歯の進行状態によって、経過観察で大丈夫か、切削が必要か、根っこの治療が必要なのか内容が変わっていきます。
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Flow08
今後の治療方針の相談
応急処置をした歯の今後の治療を含め、お口の中の現状をお話しし、今後の治療方針を決めていきます。
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Flow09
定期的なクリーニング
目指すところは虫歯の歯の治療ではなく、健康な歯を守るための予防措置です。
虫歯を作りづらいお口の環境作りのためには?
虫歯になりやすい人のお口のなかの状態は以下のようになっていることが多く見受けられます。
- 間食が多いこと(お口の中が酸性に傾く時間が長い〈基本的には中性です〉)
- 歯磨きができていないこと(プラークが長時間歯に付いていることで、歯の表面にバイオフィルムという膜が形成されてしまっている)
- 唾液が少ないこと(唾液は自浄作用があり、酸性に傾いたお口の中を中性に戻してくれます)
- ミュータンス菌の量が多いこと(唾液検査をすることで、細菌の量の確認ができます)
- 歯並びが悪いこと
- 歯磨きが難しくなりことで細菌をお口に停滞しやすくなります
などがあげられます。
基本的にお口の中は中性で、ミュータンス菌が生息しているので、糖分を含んだものを食べたり飲んだりするとお口の中が酸性に傾くので歯が溶けやすくなり、間食の多い人は、お口の中が酸性に傾く回数が増えた結果、虫歯になりやすくなります。
では、虫歯を予防していくためにはどういった点が必要でしょうか?
- ミュータンス菌の好物である糖類をひかえることまたは糖類の種類を変えること
- 食生活は規則的に、それと同時に食べているものを見なおすこと
- 歯磨きがし易いよう噛みあわせを整えること
- 正しい歯磨きをする
- 正しい歯磨きの道具を使う
- 専門家に定期的にクリーニングをしてもらうこと
などがあげられます。
こどもの時期の予防歯科について

虫歯や歯周病の予防はどの年齢でも重要ですが、お子さまの時期に予防に取り組むと生涯にわたってさまざまなプラスがあります。
乳歯の時期から虫歯がなければ歯並びが乱れるリスクが減り、歯並びが良いことで生涯虫歯や歯周病を予防しやすくなります。そのため、虫歯や歯周病の苦痛を避けられますし、突発的な治療にお金や時間を使わなくても良い人生を送りやすいのです。